高校入試情報

公立高校入試

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私立高校入試

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三重県公⽴⾼校⼊試のながれ

三重県の高校入試は2つの選抜方法に分けることができます。1つは「前期選抜」。もう一つは、「後期選抜」です。

「前期選抜」はいわゆる推薦入試にあたります。「後期選抜」は一般入試にあたります。

まず「前期選抜」が1月下旬から2月上旬に出願と検査を実施、2月中旬に合否が発表されます。

その後「後期選抜」が2月下旬から3月上旬に出願と検査を実施、3月中旬に合否が発表されます。

また、一部の高校で「連携型中高一貫教育にかかる選抜」「スポーツ特別枠選抜」があり、これらの選抜は前期選抜と同じ日程で実施されます。

三重県公⽴⾼校⼊試のながれ
  • 前期選抜

  • 出 願

    1月23~26日
  • 検 査

    2月5・6日
  • 合格者発表

    2月15日
  • 後期選抜

  • 出 願

    2月22~28日
  • 志願変更

    3月4~6日
  • 検 査

    3月11日
  • 合格者発表

    3月18日

※上の入試日程は2023年度入試の日程を例として表記しています。実際の入試日程は、三重県教育委員会のウェブサイトなどで必ず確認してください。

志願できる学区と⾼校

全日制課程のうち普通科(スポーツ科学コースを除く)および理数科(松阪高校理数科を除く)においては、志願できる高校が居住している地域によって3つの学区に分けられます。

学区は「北部」「中部」「南部」に分けられています。

志願は、居住している学区および隣接している学区に所属する高校に出願できます。ただし、隣接しない学区の高校への志願は認められていません(前期選抜・後期選抜ともに)。

なお、専門学科・総合学科では、居住地域の制限はなくすべての学区の高校に志願できます。また再募集については、学区にかかわらず全ての高校・学科に志願できます。

学区 居住地域 高校 普通科・理数科で
志願できる学区
北部 桑名市
いなべ市
四日市市
桑名郡
員弁郡
三重郡
桑名
桑名工業
四日市
四日市⻄
四日市四郷
四日市中央工業
四日市農芸
菰野
桑名⻄
桑名北
いなべ総合学園
四日市南
朝明
四日市工業
四日市商業
川越
北部
中部
中部 鈴⿅市
津市
伊賀市
⻲⼭市
名張市
神⼾
飯野
白子
石薬師
稲生
⻲⼭

津⻄
伊賀白鳳
名張
津商業
津東
津工業
久居
久居農林
白⼭
上野
あけぼの学園
名張⻘峰
北部
中部
南部
南部 松阪市
伊勢市
鳥羽市
尾鷲市
熊野市
多気郡
度会郡
志摩市
北牟婁郡
南牟婁郡
松阪
松阪工業
松阪商業
飯南
相可
昴学園
明野
宇治⼭田
伊勢工業
宇治山田商業
鳥羽
伊勢
水産
尾鷲
木本
紀南
南伊勢 度会分校
志摩
中部
南部

前期選抜について

前期選抜では、実施する各高等学校から事前に「学校の特色」「選抜において重視する要件」が公表され、それに基づき独自の選抜をおこないます。

募集枠

  • 各高等学校が学科・コースの特色等をふまえて定めます。
    (原則普通科は入学定員の30%以内、普通科の中に設置されているコース、専門学科、総合学科等は 50%以内)

選抜に⽤いる資料

  • 自己推薦書
  • 調査書

検査の内容

  • 面接(または自己表現)
  • 実技検査
  • 作⽂(または⼩論⽂)
  • 学⼒検査

上記の中から、各高等学校が自校の特色にあわせて指定した検査を実施します。

選抜に⽤いる資料と、各高等学校が実施する検査の結果を総合して、各高等学校が合格者を決定します。なお、前期選抜で合格となった場合は、合格した高校に入学が確定するため、後期選抜の出願はできません。

前期選抜のみで入学定員のすべてを募集する高等学校、学科・コースがありますので注意してください。

後期選抜について

こちらはいわゆる一般入試になります。前期選抜で、合格した受検生は志願することができません。

志願者は後期選抜を実施する高校の学科・コースのうち、1つの学科・コースについてのみ出願ができます。

募集枠

  • 入学定員から前期選抜等の合格者数を減らした数が募集定員です。

選抜に⽤いる資料

  • 調査書

検査の内容

  • 学⼒検査《国語・数学・社会・外国語(英語)・理科》【こちらは必ず実施】
  • 面接または自己表現【一部の高校において実施】
  • 実技検査【一部の高校において実施】
  • 作⽂または⼩論⽂【一部の高校において実施】

選抜に⽤いる資料と学⼒検査、一部の高等学校が実施する面接・実技検査・作⽂等を元に、県教育委員会が定める選抜方法により各高等学校が合格者を決定します。

後期選抜のみで入学定員のすべてを募集する高等学校、学科・コースがありますので注意してください。

後期選抜の選抜方法について

後期選抜では、第1段階から第3段階の工程があり、以下のような方法によって合格者が決定されます。

※募集定員200人の高校に250人が志願した場合のイメージ○=合格者

【第1段階】

調査書により募集定員のおよそ100%(一部の学校では 110%、120%もある)に当たる人数を選ぶ。
次に学力検査により募集定員のおよそ80%に当たる者を高い得点の者から順次選ぶ。
両方にあてはまる者を合格者とする。

【第1段階】

【第2段階】

残りの募集定員の2分の1に相当する人数を、第1段階で調査書から選ばれた者の中から、学力検査等の高得点者から順次選び、合格者とする。

【第2段階】

【第3段階】

各高等学校が示す「特に重視する選抜資料等」をふまえ、残りの合格枠を決定する。

【第3段階】

後期選抜において、第1段階の選抜で、調査書より選ぶ人数を募集定員の110%または120%に定めている高等学校や学科・コースがあります。

これらの高等学校や学科・コースは、より学⼒検査の結果を重視して選抜をしたいという趣旨で、「第一段階」において、学⼒検査で上位に在る者が多く合格者になるように、「調査書」などにより選ぶ人数を募集定員の110%または120%に設定しています。

これらを設定してるのは、いわゆる進学校、難関校が多いです。年によっては110%から120%に変更されたり、120%から110%に変更される高等学校や学科・コースがあります。詳細は、県教育委員会の発表内容をご確認ください。